30代・40代こそ是非一度骨密度検査してみませんか?
骨密度検査、まだ関係ない”と思っていませんか? 骨粗しょう症の発症は高齢になってからが多いですが、そのリスクはもっと前から始まっています。そして骨は“貯蓄”できる唯一の臓器とも言われています。若いうちに骨密度を知り、適切な生活習慣を意識することは、将来の健康寿命を大きく左右します。
骨密度とは?骨密度とは、骨の中のカルシウムなどのミネラルがどれくらい詰まっているかを示す数値です。この密度が低くなると骨がもろくなり、ちょっとした転倒で骨折してしまうこともあるのです
特に女性は、30代後半から徐々に骨密度が低下し、閉経を迎えると急激に減少してしまいます。妊娠・授乳、無理なダイエット、過度な運動も骨密度低下のリスクになります。
骨密度検査を受ける3つのメリット
①自分の“骨年齢”を知ることで、生活習慣を見直せる20代でもカルシウム不足や運動不足、喫煙・過度の飲酒などで、骨密度が基準より低い方もみえます。今の状態を知ることで、今後の食生活や運動習慣を意識するきっかけになります。
②予防のスタートが早ければ、将来の骨折リスクを下げられる骨密度は20〜30代でピークを迎え、その後は減ってしまいます。ピーク時の骨量が多ければ多いほど、加齢後の骨折リスクが低くなります。だからこそ、若いうちの骨貯蓄が大切です
③治療が必要になる前に対策できる骨密度が著しく低下してからの治療は、長期にわたるケースが多く、投薬や定期的な通院が必要です。早めに気づいて対処すれば、治療に頼らない生活を送れる可能性が高まります。
骨密度検査は当院で受けられます。検診年齢にかかわらず、骨密度を知りたいと思われた方は是非スタッフにお声掛けください。
若いうちに骨貯蓄で年齢を重ねても元気な身体を維持しましょう
[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【骨粗鬆症委員会】【藤井】