【リハビリZONE岐阜×岐阜清流病院×養老整形外科クリニック 第3回 合同勉強会を開催!!】
2025年5月8日、岐阜県養老郡にある養老整形外科クリニックで、リハビリZONE岐阜・岐阜清流病院・養老整形外科クリニックが合同で行う勉強会を開催しました。
第1回は2024年5月に開催し、早いもので1年間を通して継続開催することが出来ました
・多職種がつながる、実践的な学びと交流のひととき
理学療法士、作業療法士、柔道整復師、そして介護福祉士の方々にご参加いただいた今回の合同勉強会。普段はなかなか関わる機会の少ない他職種・他施設のスタッフが顔を合わせ、学び、体験し、語り合える大切な時間となりました。
本記事では、当日の様子や参加者のリアルな声、そして今後の展望についてご紹介します。医療や福祉に関心のある方々にとっても、学びのヒントが詰まった内容となっていますので、どうぞ最後までお付き合いください。

・テーマは2本立て ― 実践とテクノロジーの融合
今回の勉強会では、二つのテーマを軸に学びを深めました。
①「リハ特化デイの実際」 ~短時間の介入で効果的なリハ提供を!~
②「生成AI(ChatGPT)の臨床活用 ~基本編~」
現場で「すぐに役立つ」ことを重視した構成で、多くの方から好評をいただきました。
・人気を集めた神経ストレッチの実技演習
実技パートの中でも特に注目を集めたのが、「神経ストレッチ」の手技です。
参加者からは、
「実際にやってみると効果がすぐにわかった」
「利用者さんへのアプローチにすぐ使えそう」
といった実感のこもった声が多数寄せられました。
なかでも「神経モビライゼーション」は、講師のデモンストレーションによって、介入前後の可動域の違いが目に見えて実感でき、「職場ですぐ導入したい」「無理なく続けられそう」との反応が集まりました。知識としてではなく、「体感」としての学びが得られたことは、今後の勉強会づくりにおいても貴重なヒントになりそうです。
初の試み ― 生成AI活用講座にも関心集中
一方で、今回初めて取り入れた「生成AIの臨床活用講座」も、大きな関心を集めました。
「難しそう」という印象を持っていた方も、講座を通して、
「記録作業が効率化できれば、もっとケアに集中できる」
「資料作成に役立ちそう」
といった前向きな気づきを得られたようです。
まだAIに触れたことがないという方も多い中で、「職場で試してみたい」「導入のきっかけになった」といった感想をいただけたのは、まさに今回の狙い通り。実際に“体験”してもらうことで、AIが業務改善にどう役立つかを肌で感じていただけたように思います。

・「体験」がモチベーションを育てる
実技でも、AI活用でも、実際に“やってみる”ことで理解が深まり、やる気が高まる――
そんな手応えを強く感じた今回の勉強会でした。
今後も「やってみたくなる」「すぐに試せる」テーマを軸に、より実践的で深い学びを提供できるよう企画していきます。

・多職種のつながりが、新たな学びを生む
「他職種の視点がとても参考になった」「現場にすぐ活かせそう」といった感想も多くいただき、主催者として非常に励まされました。こうした交流の時間は、私たちの日々の支援やリハビリ技術を、より柔軟に、そして深いものへと育ててくれます。
今後も、リハビリテーション・介護・医療の質を高めるために、学び合いと交流の場を継続してまいります。

[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【療法士長】【松田】