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運動習慣と健康寿命

夏が過ぎ、秋は気温に適応し徐々に代謝が高まってくる時期です。
体には体温を一定に保つ機能があるため外気温に対してエネルギーを発散し体温を調整し
ます。
そして、運動を行なうと更に基礎代謝が上がります。
運動を行なうには絶好の季節です。
現代、問題とされている生活習慣病を予防するためにも運動は欠かせません。さらに健康寿命にも大きく影響される原因の「転倒・骨折」を予防するためにも運動は重要視されます。
運動の目標として、中等度の有酸素運動(息が軽く弾む程度)を20~60分、週に3~5回以上行うことが勧められています。また、レジスタント運動(自分の体重などの負荷を利用して行う筋力トレーニング)は週に2~3回、10~15回を1セットとし、少しづつセット数を増やしていく事がお勧めです。
無理はせず初めは外気浴や散歩程度から始めて行きましょう。急な運動はケガや病気を悪化させることもあるので十分注意しましょう。
運動強度は運動習慣が身についてきたと感じたら少しづつ上げていく事が安心、安全です。
無理なく継続して運動を行なうことは健康寿命を延ばすことに繋がります。

[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【健康運動指導士】【天野】