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骨密度測定のQ&A

骨密度測定のQ&A

骨密度測定を受けられた方からよく聞かれる質問にお答えします。

Question 1) どうして背骨のレントゲン写真を撮るの?
骨粗鬆症は骨がもろくなり骨折してくる病気です。背骨や太ももの付け根が折れた場合は、次に背骨や太ももの付け根が折れる危険性が2~4倍となります。したがって、骨密度が正常でもこれらの骨折があれば骨粗鬆症と診断され、治療が必要です。背骨の骨折の内3分の2が無症状で、知らない間に折れている「いつのまにか骨折」であることが分かっています。したがって、正しい診断のために症状がない場合でも背骨のレントゲンを撮る必要があります。

Question 2) 太ももの付け根は左だけ測って、右は測らないの?
 腰椎骨密度は第1~4腰椎の骨密度を測定し、その値で胸椎を含む背骨全体の折れやすさを評価します。大腿骨近位の骨密度はどちらか一方(当院では左)を測定し、両側の大腿骨の折れやすさを評価します。全世界でこの方法で測定され、骨折のしやすさ、薬の効果などが評価されています。実際に、片方に麻痺があるなど明らかに左右にかかる負荷に差がある場合を除いて左と右の骨密度に大きな差はありません。

Question 3) 半年に1回の検査は必要?
 骨密度測定は、初回は骨粗鬆症があるかないかの診断のため、2回目以降は薬の効果(骨密度が増えているか)を調べるために行います。この測定誤差は1~2%であり、のみ薬による骨密度上昇効果が3年間で3~8%程度ですから、より正確に薬の効果を評価するために1年に1回ではなく、半年に1回行っています。なお、保険診療では4か月に1回測定できることとなっています。

[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【診療放射線技師】【藤井】