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骨粗鬆症「歯の大切さについて」

皆さんこんにちは。看護師兼骨粗鬆症マネージャーの古川です。今回から私もブログに加わりましたので、よろしくお願します。
今回5回目は、「歯の大切さについて」お話します。
皆さんは自分の歯は今何本残っていますか?
骨粗鬆症の患者さんは歯周病が悪化しやすく、歯も失いやすいことが分かっています。又、骨吸収抑制薬(骨が壊されるのを抑える薬)を、長期間服用している場合、口腔内が汚いと抜歯などをきっかけに、ばい菌が悪さをして、顎の骨に強い炎症や壊死が起こってしまう副作用があります。発生頻度は、1000~10000人に1人とごくまれです。副作用が怖いと思われるかもしれませんが、怖いからといって、骨粗鬆症の治療をやめてしまうと、骨粗鬆症が進行し骨折リスクが高まる危険性があります。
定期的な歯科受診することによって、発生予防や発生しても早期に治療ができます。又、副作用だけでなく、認知症や脳梗塞の予防にもつながります。
日頃より適切なブラッシングで口腔内を清潔に保ちましょう。定期的に歯科受診し歯のケアをしている人は、圧倒的に残っている歯の本数が高くなっているので、ぜひ定期的に歯科受診しましょう。

[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【骨粗鬆症マネージャー】【古川】